緑が丘動物病院
皆様の家族のためにスタッフ一同、ベストを尽くしてまいります。
ごあいさつ
犬・ねこ・ウサギなどペットの健康診断や予防接種
もの言わぬ家族を一番理解しているのはもちろん 飼主さんでも時には飼主さんでも気が付かないことがあります。そんな時にお役に立てるのが”かかりつけ”の動物病院です。
当院ではワクチン等の予防はもちろん丁寧な診察と充実した設備であなたの大切な家族の健康をお守りいたします。
診療案内
●Informed Consent(説明と同意)とEvidence Based Medicine(根拠に基づく診療)を尊重し、できる限り詳しい説明と参考になる資料をご提供するよう努力します。また、より良い獣医医療を提供するために検査等をお勧めすることがあります。
●予防については単にワクチンを注射するだけ、予防薬をお渡しするだけではなく、視診、聴診、触診、検温、糞便検査等を実施し、健康管理のお手伝いをしたいと考えています。
●麻酔については気道の確保(気管内挿管)や生体監視モニターにより麻酔の安全性を徹底しています。また、手術前の心電図や血液検査等もできる限りお勧めし、安全第一を心がけています。
●手術等については使用する器具類は滅菌処理されたものです。また、体内に使用する縫合糸は基本的に合成吸収糸を使用しています。
●その他、内視鏡、DR(デジタルX線画像診断システム)、超音波診断装置、血液検査装置、歯科ユニット、シーリングシステム、電気メス、人工呼吸器、除細動器等の充実した設備で幅広い検査や手術にも対応しています。
休診日 月曜日・祝日
受付は診療終了の30分前までにお願いします。会議等により臨時休診する場合があります。詳しくは当院までお尋ねください。
時間外の診療は緊急の場合、再診(当院をご利用)の方に限り、極力対応いたします。ご来院の際は予めお電話をください
犬
猫
うさぎ
フェレット
健康相談・診断
ペットの健康を生涯にわたってサポートできます。
犬も猫も6歳までは年1回 7歳以上は年2回の検診がベストです。
爪が伸びたとき、フードを買いに来たときなどのついでに、健康チェックにいらしてください。
犬の健康相談
犬の健康、生活、しつけ、食事…オーナーさんが抱きがちな多くの悩みや相談に獣医師たちが丁寧にお答えします。
詳しくはこちら
猫の健康相談
猫の健康、しつけ、生活、食事...オーナーさんが抱きがちな多くの悩みや相談にTeamHOPEの獣医師が丁寧にお答えします。
詳しくはこちら
健康診断の項目
①問診
日常のペットの様子や健康状態、生活サイクルを聞き取ります。食事の内容や与え方、 水の飲み方、 排尿の仕方など細かくお伺いし、獣医師の診断の手掛かりを得ます。
➄血液検査
血球計算と血液化学検査を行います。血球計算は、白血球・赤血球・血小板など血液の中の細胞の数を調べて貧血がないか、白血球が異常に多くないか、血小板が少なくないか測ります。
➁視診
「目に濁りがないか」「耳によごれはないか」「皮膚に赤みやフケがないか」 等、目や耳、皮膚をみて異常がないかチェックします。
口の状態をみるときは、歯石や歯肉炎の有無、口腔内の腫瘤の有無、貧血の有無を確認します。
⑥尿検査
尿は病院の指示に従いご提出ください。尿検査では、尿のpH、潜血、タンパク、 尿糖などの有無を調べます。腎疾患や膀胱炎、尿路結石などの泌尿器疾患、尿糖の検出により糖尿病の有無を確認できます。
➂触診
頭の先からしっぽまで丁寧に触ります。
体の外から触れるリンパ節 (あごの下、首、脇の下、膝の後ろ、 そけい部)を順番に触り、リンパの腫れや浮腫がないか確認します。
➆便検査
便は病院の指示に従いご提出ください。色や硬さを確認し、 消化管内の寄生虫の有無や、出血の有無を調べます。
④聴診
聴診器を使って、 心音、 呼吸音、 心拍数に異常がないか、 循環器・呼吸器に異常がないか確認します。
⑧レントゲン
Team HOPE では、 胸部と腹部のレントゲン検査を推奨しています。胸部レントゲンでは心臓の大きさ、肺の透過性、気管の太さ、肺野に問題がないかなど、 呼吸器・循環器に異常がないか検査します。臓器とは別に、 胸椎や肋骨などの骨の状態も確認します。
予防注射
(ワクチン接種)
各種、予防注射(ワクチン接種)を実施しています。
ペットの年齢やライフスタイルに合わせた予防プログラムをアドバイス致します。
ワクチン接種によって作られる免疫は、一生続くものではありません。幼犬・幼猫期に、2〜3回行う予防接種ですが、成犬・成猫になっても定期的な接種が必要です。
狂犬病ワクチンがメインと思われるけど、混合ワクチンによって、犬も猫も予防できる病気もあります。
詳しくは当院にお気軽に相談してください。
フィラリア・ノミ・マダニ駆除薬に関しては、寒くなると、フィラリア・ノミ・マダニの活動がないと思われ投薬がおろそかになりがちですが、油断せずに投薬を続けましょう。
ワクチン接種で予防可能な感染症は...
●犬パルボウイルス感染症
血液の混じったひどい下痢や嘔吐を引き起こす腸炎型がよく知られていますが、子犬に突然死をもたらす心筋型もあります。伝染性が強く死亡率が特に高いので注意が必要な感染症です。
●犬伝染性肝炎 (アデノウイルス1型感染症)
アデノウィルスによる感染症で、 肝炎を主とし、嘔吐や下痢・食欲不振などを引き起こし、目が白く濁ることもあります。 子犬が感染すると、一晩で死亡してしまうケースもあります。
●犬伝染性咽頭気管炎 (アデノウイルス2型感染症)
アデノウィルスによる感染症で肺炎や扁桃炎など呼吸器病を引き起こします。 感染犬との接触、 さらに感染犬のせきやくしゃみなどから空気感染することがあります。
●犬パラインフルエンザ感染症
パラインフルエンザウィルスによる呼吸器病で、激しい咳が特徴の感染症です。アデノウィルスや細菌と一緒に 『ケンネルコフ』と呼ばれる犬のカゼ症状を引き起こします。 感染力が非常に高い感染症です。
●犬レプトスピラ症
人にもうつる伝染病です。人と動物共通の細菌によって腎臓や肝臓がおかされるこわい伝染病です。いろいろなタイプがありますが、代表的なのは、歯ぐきの出血や黄疸が見られる黄疸出血型と、高熱、嘔吐、下痢、食欲不振を起こすカニコーラ型の2種類です。 アウトドアで活動する犬ほど感染しやすいので、予防が大切です。
●犬コロナウイルス感染症
腸炎を引き起こす感染症です。下痢や嘔吐が起こります。パルボウィルスと混合感染すると症状は一層重くなります。コロナウィルスとパルボウィルスを一緒に予防することが大変重要です。
●猫ウイルス性鼻気管炎
感染力がとても強い上、他のウイルスとの混合感染が多い感染症です。 症状としては、初めは咳やくしゃみ、発熱、鼻水といった風邪の症状が続きます。子猫の場合には、死亡するケースも多い感染症です。回復してもウイルスは体内に残ります。ストレスなどが原因で再発することもあるので注意が必要です。
●猫カリシウイルス感染症
咳、くしゃみ、鼻水、 風邪に似た症状が続きます。悪化すると肺炎を引き起こすケースも。他のウイルスとの混合感染で合併症を引き起こすと死亡することもあります。 回復後もウイルスを排出することが必要で、 感染源としての注意も必要です。
●猫汎白血球減少症
最も危険な“急性感染症”のひとつで、「猫パルボウイルス症」としても知られています。子猫、若い猫に発症するケースが多く、症状としては、高熱、嘔吐、強い腹痛、食欲がなくなり、下痢がはじまると脱水症状となります。体力がない子猫などは1日で死ぬこともある死亡率の高い感染症です。妊娠中の猫の場合、胎児に影響することもあります。
●猫白血病ウイルス感染症
症状は様々で、白血病やリンパ腫、貧血、流産などを起こすほか、免疫機能を弱めるため、他のいろいろな病気にかかりやすくなる感染症です。一般的な症状は、体重減少、発熱、脱水、鼻水、下痢など。 感染猫の唾液や鼻汁に長期接触することが感染の原因となることが多く、感染した猫は80%が3年以内に死亡すると言われています。治療の難しい深刻な病気のひとつなので、まずは予防すること、感染してしまったら感染の拡大を最小限に抑えることが重要です。
●猫クラミジア感染症
クラミジア (細菌でもウィルスでもない病原体) によって引き起こされる猫風邪の一種です。クラミジアが目や鼻から体内に侵入し、粘膜が炎症を起こすことで目やにを伴う結膜炎を発症します。一過性の発熱、食欲不振、体重減少なども症状としてみられます。子猫が発症する感染症で、感染が持続ケースもあります。猫同士の接触でうつる感染症で、人に感染することもあります。
※要予約制となります。検査をご希望の場合は必ず連絡下さい。
※わんちゃん、ねこちゃんの協力が得られず、実施できないものもあります。
あらかじめご了承ください。